一緒に飲もう!一緒に食べよう!今日もデリシャスな一日に。
おうちでパスタ、作りますか?いつものパスタを変えるだけで、おうちパスタがもっともっとおいしくなりますよ。ルスティケーラ ダブルッツォというメーカーのパスタ、どれを食べてもとってもおいしい。ぜひぜひ、試してください。
私が初めて、ルスティケーラの商品を購入して食べたのは、スパゲッティではなく、リングイネでした。
このルスティケーラのリングイネは、イタリア産パスタのおいしさを知るきっかけとなった、非常に思い出深いパスタなんです。
このリングイネを食べたときの衝撃と言ったら
今まで私が食べていたパスタはなんだったのー?パスタ変えるだけでこんなにおいしくなるのー?!パスタだけ、麺だけ食べてもこんなにおいしいのー!?
と叫びたくなったほど。
スーパーにも、バリラやディチェコなどイタリアのパスタが売っていますが、それともぜんっぜん違います。それらが悪いというわけではなく、もはや別のもの。
ルスティケーラのリングイネに出会うまでは、正直、パスタなんてどれも一緒でしょ。と思っていました。スーパーに行ってその時に安くなっているものを買ったり、こだわるとしても太さくらい。こだわると言ってもこれまた、1.4㎜はちょっと細いな。1.8㎜が好きかな。と思っていた程度。
ちなみに、ルスティケーラのリングイネは驚きの3.0㎜!!!
そもそもスーパーだと太さの選択肢も多くないですし、私が愛食しているイタリア産パスタが売っているお店もほとんどありません。ですが、あるお店でこのルスティケーラのリングイネに出会いました。
それまで、ルスティケーラは見たことも聞いたこともなかったですし、正直、大変失礼ながら、地味なパッケージからして、美味しそう。とは思えなかったんですよね。店員さんに勧められたのもあるのですが、購入した最大の理由は、半額になっていたから。
半額になっていなかったら購入していなかったです。だって今まで買っていたパスタより断然高いんだもん。
500gのパスタが、半額になって、340円くらいでした。スーパーに行けば、500gのパスタ、200円以下で買えることもありますよね。
それなのにこのパスタときたら、500gで定価700円近くで販売されているとは何事か。でも半額だし、この値段ならいっか。と軽い気持ちで購入。
そして後日、家でこのリングイネを食べて、衝撃を受けるのです。まず、開封して少々驚く。パスタの表面が粉っぽいというか、ざらざらしていて、実際さわってみてもざらざら感があります。
一般的な日本のパスタはつるっとしていますよね。
これらを、ブロンズダイス製法、テフロンダイス製法と呼んで、区別するらしい。
ざらざらしているのがブロンズダイス、つるっとしているのがテフロンダイス。
ダイスとは、パスタを製麺するときにパスタを押し出す機械のこと。ブロンズダイスは、パスタの生地を製麺機で押し出す時に摩擦があり、表面に細かな溝ができるそう。そのため、ざらざらとした仕上がりになる。テフロンダイスは、摩擦が少ないため、ツルっとした仕上がりになるとのこと。
また、茹でるときにも大きな違いがありまたびっくり。ブロンズダイス製法のパスタは茹で汁が白く濁ってきます。かなり白くなります。一般的な日本のパスタは、茹で汁はそんなに濁りませんよね。
知らずに茹でると、びっくりしてしまうかも。これは異常でもなんでもなく、要は、細かな溝から原料であるデュラムセモリナ粉がお湯に溶け出すから。例えば、おうどんやおそばも、生めんだと表面に粉をまとわせているので、茹でるとその粉が溶けてお湯が濁りますよね。ブロンズダイス製法のパスタが粉をまとっているわけではないですが、それと同じこと。
そしてこの茹で汁が、パスタを、パスタソースをおいしくするカギなんです。粉が溶けこんだ茹で汁は少しとろみがあり、ソースと合わせるときにいわゆる乳化をさせる役割になってくれます。
テフロンダイスのパスタでも乳化できますが、ブロンズダイスの茹で汁だとしっかりと、かつ簡単に乳化させることができますよ。茹で汁もソースの一部。パスタを仕上げるとき、ソースと、この茹で汁をたっぷり使って煮詰めるように、水分を飛ばすように仕上げればおいしいパスタの出来上がり。
ディチェコやバリラのパスタもイタリア産となっていますが、全然違う。カルディにもお安いイタリア産パスタがいろいろ売っていますが、それらとも違います。
なんでこんなに高いんだろう?と思っていましたが、やっぱり高いだけあって、おいしさが全然違う。極端かもしれませんが、安いお肉と高いお肉くらい味の違いがあります。
昨今また、ルスティケーラはさらに値上がりしてしまいましたが、パスタ好きの方、ぜひ試してみてくださいね。