一緒に飲もう!一緒に食べよう!今日もデリシャスな一日に。
9月も半分を過ぎたというのに、この日もむちゃくちゃ暑い!!
暑すぎるけど、照りつける日差しのおかげで素敵な外観が撮れました。築80年とは思えない素敵な戸建て。
千葉県市原市、築80年の古民家をリフォームして造られた古民家レストラン、紅鷹。
たくさんの大きな窓から射し込む光と高い天井、開放感のある空間でいただく本格中華料理。
多くの人にとって、なかなか行く機会のない場所かもしれませんが、わざわざ遠出していく価値のあるお店。行ける距離にお住いの方には、ぜひとも、一度足を運んでいただきたいお店。
カウンター席もあったので、おひとり様でも大丈夫。また、2世代、3世代、家族そろっての会食にも向いていると思います。
入口にはスロープがあり心遣いを感じます。
知っておきたい事前情報→「靴を脱いで」店内へ入ります。
早速ビールをいただきます。(税込み660円)黒ビールってなかなか飲む機会がないからうれしい。
同時に提供されたおつまみのおいしさにまず感動。ピーカンナッツと紹介されました。
これが!カリカリにキャラメリゼされて本当においしくてびっくり。ほんのり甘くキャラメリゼされているので、表面はカリカリですが固くなく、さくさく食べられる食感。売ってたら絶対買って帰りたい逸品でした。
今回、誰かに教えてもらったわけでもなく、グーグルマップで見つけたのがきっかけでこのお店を訪れたのですが、外観、店内の雰囲気、ビールの状態、ピーカンナッツの逸品で、もうこれは選んで大正解だったことを確信。
グーグルマップの情報をもとに、今回食べようと狙っていたのが麻婆豆腐と薬膳スープ。メニューのお写真撮るの忘れてしまったので、すみません、お店でいただいたパンフレットを使用させていただきます。。。
今回私がいただいたのは、ランチBセット。
①選べるメインは四川麻婆豆腐(+100円)を選択
②汁なし担々麺or薬膳スープは、薬膳スープを選択
③ごはんまたはお粥は、ごはんを選択しました。
つまり、四川麻婆豆腐+薬膳スープ+ごはん+サラダ+前菜2種+焼売+ミニデザート=税込み1,870円 これだけたくさんの種類を、しかもすべて手の込んだお料理で、大満足のランチセットでした。ごはん大盛無料だったのですが、ビールをおかわりしたいのと、餃子を追加で注文する心づもりでしたので、大盛りは我慢しました。
選べるメインは、四川麻婆豆腐のほかに、麻婆豆腐(四川ではない)や油淋鶏、エビチリなどがありました。(※メインによって、+100円や+200円お値段変わってきますので、注文前にご確認ください)
1,200円くらいでいただける麺のセットや、予約必須だと思いますが、コース料理を召し上がっているかたもいらっしゃいました。
この四川麻婆豆腐は、夢中で最後まで食べ続けるくらいおいしかった!
かなり、山椒が効いていますので、刺激的なのがあまり得意ではない方は、四川麻婆豆腐ではなく、麻婆豆腐にした方が良いと思います。が、辛いの、山椒がお好きな方は、絶対おいしいと思うはず!なめらかだけど、しっかり形の残ったお豆腐。煮込んでしっかり味が染みているのに豆腐としての存在感もばっちりで、すごい技ですね。
余談ですが、すべてが物価高の昨今ですが、こと、スパイスに関して言えば、最も上昇率が高いのではないかと個人的に感じているのですが、このスパイス高の渦中に、これだけふんだんに山椒を使っていただけるのは本当にありがたいことです。
そして、塩辛さがあまり感じられなかった点も感動。麻婆豆腐って、辛い+塩分も強め、で、ごはんがどんどんほしくなるなぁと思っているのですが、こちらの麻婆豆腐は、もちろんごはんに合いまくるのですが、ごはん控えめでも充分、これだけでも充分おいしさを味わえる逸品でした。
話はそれますが、この麻婆豆腐も、とっても、とってもおいしいですよ!お肉もしっかり入っているので、準備する材料はお豆腐+ねぎ+ごま油のみでOK!!なんならお豆腐だけでもいいかも。お店に行けない方はこちらをどうぞ。
もう全部、全部のお料理に愛情が込められていて、ひとつひとつ丁寧に作られているのがわかるのですが、すべて説明するととてつもなく長くなってしまいそうなので、あとは、皆さんに食べて体験していただくということで、簡単にご紹介してまいります。
焼売
何もつけないでそのまま食べて。からしがテーブルに置かれていましたが、何もつけずに、もちろん醤油もつけずに食べてください。このままで激ウマ。
前菜2種
鶏むね肉。しっとり。というか、みずみずしい。ここまでやわらかくしっとりなるのかと驚き。作り方を本気で知りたい。かなりお酒多めで蒸しているのかな。そして湯剥きされたミニトマトの甘酢和え。この量の甘酢だけでも疲れが取れた気がする。
サラダ 薬膳スープ
サラダのドレッシング激ウマ。キャンティのドレッシングをちょっと思い出す。野菜はシャキシャキ新鮮
薬膳スープは、薬膳ということで香りやクセ強めかと思いましたが全然そんなことない。やさしくて、暑さでくたびれた身体に野菜の甘みが効く。意外とトマトが入っていた。酸味とうま味が出て心地よい。
ミニデザート
写真撮るの忘れてしまった!杏仁豆腐でした。コンデンスミルクのような濃厚な甘みのある杏仁豆腐でミニサイズでも私にとっては十分満足。
餃子(すみませんすでに少し食べた後のお写真。実際は5個か6個でした)
皮もっちり。この餃子と焼売でごはん3杯食べられそう
さて、国道からちょっと横道に入ったところにある古民家。オープンは2022年、東京・南青山で腕を磨かれたシェフがオーナーだそうです。
晴れた日の昼間は、さんさんと店内に太陽光が降り注ぎ、とても明るい空間ですが、夜はどんな雰囲気になるんでしょうか。周りに何もないので、きっとかなり真っ暗。山奥の旅館やペンションに来た気分になりそうです。秋は木々が色づき、冬は絵に描いたような寒々しい雰囲気を出してくれそう。四季折々の風景や空間も食事の時間を演出してくれそうですね。