一緒に飲もう!一緒に食べよう!今日もデリシャスな一日に。
大量の岩のりが、背脂のコクと上品な醤油スープを吸い込んでレンゲが止まらない。シャキシャキ刻み玉ねぎがアクセントになって極太麺もガシガシ食べれる。クセになる燕三条背脂ラーメン。
長岡生姜醤油ラーメン、燕三条背脂ラーメン、新潟濃厚味噌など、最近新潟発ラーメンの人気が高まっているように思います。今回は新潟発、燕三条背脂ラーメンをいただけるラーメン潤へ。
こちらのお店は新潟県内に複数店舗あり、都内ではここ蒲田と亀戸にあるそう。新潟県の人気店ラーメンが都内でもいただけるのは嬉しいですね。
初めて行くラーメン屋ではどれを注文すればいいのか悩みます。初めての時はそのお店の一番人気を食べたいのですが、こちらのお店はありがたいことにはっきりと書いてくださっていたのでこちらを注文しました。
特ラーメンと迷いましたが、やはり一番人気をいただくことに。岩のりがこれだけふんだんに使われているラーメン、初めて見ました。すごいインパクトですね。
さて、土曜日の13時、人気店なので数人くらい待つかなぁと思っていましたがすんなり入れました。ですがその後もお客さんが入ってきましたし、この日は25℃を越える夏日だったのでたまたま運よくすんなり入れたのかもしれません。
注文したのはこちら。
どちらかというと麺は硬めが好みですが、太麺とのことだったので硬さはふつうで。玉ねぎを多めにしていただきました。
脂の量も調節してもらえるんですね。
大油と鬼油(!)は、別料金です。
煮卵が仕込まれているボールと向き合い、待つこと7分くらい。
お盆に乗せられたラーメンが提供されました。
すごい!脂があふれている!
あふれること前提で、お盆に乗せて提供されるのですね。脂でスープが輝いています。
まずはスープから。
あっついです!熱いので気をつけて!この感じ。かなり前に、一回しか行ったことがないのですが、永福町の大勝軒の記憶がよみがえりました。なんというか、スープが熱いとはまた違う、あぶらのまったりした感触の熱が口の中に広がります。
そしてスープは、私にはあっさりすっきりした醤油に感じました。口コミだと結構、濃いと感じる方が多いようですが、私には、とっても出汁の効いたあっさりスープに感じましたよ。もちろん、どこを食べても脂がついてきてくれるので、そういう意味ではこってり濃いのですが、スープ自体は上品な、出汁の効いた醤油、と感じました。
脂の多さを、この出汁の効いたスープと刻み玉ねぎ、そして大量の岩のりが、うまく調和してくれていると感じましたよ。言い方を変えると、ごはんは欲しくならないスープ。って、悪い意味じゃなくてね。おみそ汁だとごはんが食べたくなるけど、お吸い物だとごはんは欲しくならない。そういう感じのスープだと思います。
そして麺の量は意外と少なめだと思います。これも悪い意味じゃなく、脂が多いにもかかわらず、最後までおいしくいただける量だと思います。チャーシューはぱっと見、昔ながらの、かためのあっさりしたチャーシューかなぁと思いましたが、おはしで持ち上げたら切れてしまうくらいトロトロやわらかなチャーシューでおいしかった。
そして岩のりね。ぐんぐんスープと脂を吸ってくれて、これは確かに、岩のりだからこそぐんぐん吸い込めて、かつ、溶けずに形も残っていてスープと一緒に食べやすい。スープと脂をできるだけ多く、美味しくいただくためにピッタリの食材だと思います。
背脂がっつり、油膜でアツアのツスープ、極太麺でがしがし食べられます。これはすんごくクセになる。雪の降る寒い日にこれを食べるしあわせが容易に想像できるラーメンでした。個性的でこってりクセになるラーメン。夏場も良いけど、ぜひ凍える冬の寒い日に食べたらおいしさ倍増間違いないと思います。冬に再訪決定!